IT関連への就職
ITバブルがはじけたとかそんなことは1ミリも興味はないけど情報処理関連会社への就職を考えている人は多いと思います。
私もそうでした。そして現在はある会社で働かせていただいています。
私の会社では専門学校生のインターンを受け入れており現在4名の方が頑張っています。
自分自身の経験と彼らを照らし合わせて思うことがあります。
就職のために資格を取得しようという考えは捨てるべきです。(何者でもない私がこのようなことをいうのはとても気が引けますが)
資格を重視する会社は糞です。(糞みたいな会社でも就職できればありがたい事ですが。。。)
糞みたいな会社がなぜ資格を重視するのか。それはその会社の管理者が個人の力量を測れないという理由があります。
つまり管理者がその分野において無能なのです。もちろん資格を重視する会社のすべてがそうであるというつもりはありません。世の中には有用な資格がいくつもあります。
無能な管理者の下で働くというのは苦痛以外の何者でもありません。無能な管理者の下からは去るべきか、あるいは、あなたが取って代わるべきです。
資格は重要ではありません。何ができるか、何が作れるかが重要なのです。それを面接の際に示せればよいのです。
面接で取得した資格の有用性を説明するより、自分が作った「物」を見せてその構成要素を説明するほうが説得力があります。(無能な管理者は資格の有用性の説明を聞くとそれで満足します。)
制作物をみせるメリットはいくつかあります。
- 客観的に自分の力量を伝えることができます。
その制作物が実現している機能を見れば一目瞭然です。さらにソースコードを見せることができるならなおいいです。
自分の力量を伝えることで、就職後はその力量に見合った仕事をよこすでしょう。過度な要求が(おそらく)なくなるはずです。
- 自らの意欲を示せます。
これは私のような人間にとってはとても重要です。
仕事(ものづくり)に対する意欲を示すために、普段出さないような声量で受け答えをしなくて済みます。好青年を気取らなくて済みます。
逆に制作物を示さずに取得した資格の数を誇らしげに見せることのメリットは
- 仕事(ものづくり)を理解していないことを明確に示せます。
これを示すことであなたは自分に向かない仕事をせずに済みます。あるいは自分に向かない職場で働かずに済みます。
あなたが望む職場で働けることを願っています。